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うえだ商店会情報!<なこそ夏まつり”3年ぶり”開催決定!!>

なこそ夏まつり開催決定!

待ちに待った「なこそ夏まつり」が3年ぶりに開催されます!!★

花火大会のみの開催になりますが、ぜひ皆様でご覧ください♪

 

※マスク着用・アルコール消毒など新型コロナ感染防止対策にご協力ください。

 

 

なるほど豆知識vol.79「冬に楽しむ!お花鑑賞」

なるほど豆知識

2020.12 vol.79 冬に楽しむ!お花鑑賞

 寒さが厳しく、多くの植物が休眠期に入る冬。花壇や庭は、殺風景になりがちです。しかし、冬に咲く花もたくさんあります!冬を彩る植物をご紹介します。

オキザリス

 カタバミ科カタバミ属(オキザリス属)でカタバミの仲間です。白・黄・オレンジ・ピンク・紫・褐色などの小さな花をたくさん咲かせ、見応えがあります。

シャコバサボテン

 シャコバサボテンは名前の通り、サボテン科カニバサボテン属(シュルムベルゲラ属)でサボテンの仲間です。冬に花を咲かせるものの、寒さに弱いため、鉢植えで育て、冬は室内で管理するのが一般的です。花の色は、白・黄・オレンジ・赤・ピンク・褐色などで、蕾から楽しめ、冬の間ずっと花を楽しむことができます。

シンビジウム

 ラン科シュンラン属(シンビジウム属)でランの仲間の中では寒さに強い方なので、比較的育てやすいでしょう。花の色は、白・黄・オレンジ・赤・ピンク・複色などで、見た目の美しさと共にいい香りも楽しめます。

カレンディラ(キンセンカ)

 カレンデュラは、和名でキンセンカ、別名ポット・マリーゴールドと呼ばれるキク科キンセンカ属(カレンディラ属)でキクの仲間です。黄・オレンジ・複色などの花を咲かせ、冬の花壇を明るく彩ります。初心者でも育てやすいです。

ガーデンシクラメン

 鉢植えのシクラメンは寒さに弱いため、冬の間は室内で育てますが、耐寒性があり、屋外でも育てられるのがガーデンシクラメンです。花の色は、白・赤・ピンク・紫・複色などで、次から次へと花を咲かせ、冬の間中きれいな花を楽しむことができます。

プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)

 開花時期が長く、冬~春の長期間に渡り花が楽しめます。花の色が非常に多く、白・黄・オレンジ・複色などがあり、初心者でも育てやすいです。

ポインセチア

 クリスマスのイメージが強いポインセチア。赤や白の大きな花びらのように見えるのは、実は花ではなく、苞(ホウ)と呼ばれる葉の一種です。花は小さく黄・緑色で、苞は白・赤・ピンク・複色などのものがあります。

ルクリア

 別名アッサムニオイザクラとも呼ばれるルクリア。小さなかわいらしい花をたくさん咲かせ、いい香りも楽しめます。花の色は白・ピンクです。暑さ寒さに弱く、育てるのがやや難しい傾向にあります。

クレマチス(冬咲き)

 クレマチスは品種が多く、開花時期も品種により異なります。冬咲きのクレマチスの花の色は、白・緑・複色などで派手さはないものの、落ち着いた雰囲気の花壇や庭を演出してくれます。

スイセン

 冬~初春に咲く花の代表格のひとつであるスイセン。清楚で美しい花はいい香りも楽しめます。花の色は、白・黄・オレンジ・複色などがあり、初心者でも育てやすいです。

カランコエ

 白・黄・オレンジ・赤・ピンクなどの美しい小さな花をたくさん咲かせます。花と共に葉も見応えがあり、上部なので初心者でも安心して育てられるでしょう。

 ロウバイ

 光沢があり、うっすら透き通るような黄色い花びらで、まるで蝋細工のようです。かわいい黄色い花も魅力の一つですが、最大の魅力は花の香りです。冬の庭をいい香りで包んでくれます。

 クリスマスローズ

 クリスマスローズは名前にローズがついていますが、バラ科の花ではありません。キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)で、花の色には、白・黄・ピンク・緑・紫・茶・黒・複色などがあり、バラのような豪華さはないものの、かわいらしい花びらが魅力です。

 サイネリア

 サイネリアの和名はシネラリアで、キク科ペリアリス属でキクの仲間です。白・黄・ピンク・青・紫・茶・複色の小さな花をたくさん咲かせます。暑さ寒さに弱いため、鉢植えにして、季節により移動して育てるのがおすすめです。

 ノースポール

キク科フランスギク属(レウカンセマム属)でキクの仲間です。マーガレットによく似た、花の中心部が黄色く、白い花びらの小さな花を咲かせます。

 

GreenSnap株式会社:【冬の花図鑑30選】冬に咲く花の種類は?それぞれの開花時期はいつから?  より

 

なるほど豆知識vol.78「ワインを知り、楽しもう!」

なるほど豆知識

2020.11 vol.78 ワインを知り、楽しもう!

ワイン」とは?

 お酒は原材料が「穀物か、果実か」製法が「醸造か、蒸溜か」の大きく4つのタイプに分類されます。その中で、ワインは「果実」原料の「醸造酒」になります。

 蒸留酒をつくるためにはまず醸造酒をつくって、それを蒸溜する必要があります。ワインを蒸溜してできるお酒が「ブランデー」です。混成酒はどのタイプのお酒からもつくられるもので、お酒にハーブや果実などの成分を抽出したものです。日本で最もよく知られているものとしては「梅酒」が挙げられます。

 アルコールは原料に含まれる糖分が酵母の働きによってアルコールと炭酸ガスに分類されることで生まれます。もともと糖分を含んでいない「穀物」をそのまま置いておいても、決してお酒になることはありませんが、「ぶどう」にはもともと糖分が含まれているので、潰して置いておくだけでも、条件が整えば自然に発酵してワインになります。

 また、穀物をお酒にする場合には必ず仕込み水が必要になり、その味わいが出来上がるお酒の味わに大きな影響を与えます。それに対してワインの場合、ぶどうがそのままワインに変化するので、原料であるぶどうの出来・不出来が大変重要になってきます。

 

さまざまな「ワイン」

 

ワインは最古のお酒?

 最古のワインに関する記述は「ギルガメシュ叙事詩」(紀元前2000年頃)と言われ、エジプトのピラミッドもぶどう栽培を描いた壁画が見つかっています。旧約聖書にも箱舟の「ノア」がワインを飲んで酔っ払ったという記述があります。

 記録には残っていませんが、それ以前から人類はワインをつくっていたと考えられています。近年、ジョージアで紀元前6000年頃のワイン製造の跡が発見されました。

 ワインは穀物原料のお酒(ビールや日本酒)と比べると、作るための工程(糖化)が一つ少なく、酵母もぶどうの皮に自然に付着しているため、添加の必要がありません。「ぶどうを放置すればそのままワインになる」とも言えるため、他のお酒よりも歴史が古いのです。

 

「日本ワイン」

 「日本ワイン」「国産ワイン」の違いをご存じですか?

 「日本ワイン」という言葉ができたのは最近で、2015年のことです。元々、日本には国産から海外産まで、いろいろなぶどうを使ったワインがありました。しかし、このままでは消費者が二つのワインを見分けづらいということで、明確な基準を設けることになりました。

 また、「日本ワイン」を定義するのと同時に、産地名・ぶどう品種・収穫年に関してもルールが設けられました。産地に関しては、地域で育てたぶどうを85%以上使用した場合に限り、産地名をラベル表示できるようになりました。

 ワインは、その土地の気候風土を表すといわれています。産地が変われば、風味も変わってきます。「日本ワイン」は日本の穏やかな気候を反映した穏やかな味わいがするといわれていて、和食にもよく合う繊細な味わいは、国産のぶどうを使用しているからこそ出せるものです。

 

日本の主なワイン生産地

 

サントリーホールディングス株式会社:サントリースクエア     
株式会社ウェブライダー:美味しいワイン             
北海道果樹協会:北海道でできる「ぶどう」品種商会        
株式会社アルプス:アルプスワインの製造販売         より

なるほど豆知識vol.77「日本情緒あふれる雨の名前!」

なるほど豆知識

2020.10 vol.77 日本情緒あふれる雨の名前!

 「雨」にはたくさんの、種類や表現、呼び名があります。日本にはなんと400以上もの表現があるといわれています。今回は、雨の名前を一部ご紹介します。

大雨 (おおあめ)…大量に降る雨。大雨注意報の基準を超える雨。

強雨 (きょうう)…大量に降る、強い雨。

豪雨 (ごうう)大量に降る、激しい雨。

ゲリラ豪雨…限られた場所に短時間集中的に降る、急激な強い雨。

ゲリラ雷雨…雷を伴ったゲリラ豪雨。

集中豪雨…限られた場所に集中的に降る激しい雨。警報基準を超えるような局地的な大雨。

スコール…短時間に猛烈に降る雨。熱帯地方で雨を伴ってくる突発的な強風による。

鉄砲雨 (てっぽうあめ)…大粒の鉄砲のような強烈な雨。

篠突く雨 (しのつくあめ)…細い竹や篠で突くような、激しく降る雨。

飛雨 (ひう)…風が混じった激しい雨。

小雨 (こさめ)…それほど長くない時間降っても止む弱い雨。総降水量1㎜未満。

疎雨 (そう)…まばらに、ポツポツと降る雨。

霧雨 (きりさめ)…霧のように細かい雨。雨粒の大きさが0.5㎜未満の雨。

細雨 (さいう)…あまり強くない、しとしと降り続く雨。

微雨 (びう)…急に降りだすがすぐ止む、それほど強くない濡れてもすぐに乾く程度の雨。

小糠雨 (こぬかあめ)…音を立てず静かに降る、糠のようなとても細かい雨。

天気雨 (てんきあめ)…晴れているのに降る雨。

天泣 (てんりゅう)…空に雲がないのに降ってくる細かい雨。

狐の嫁入り (きつねのよめいり)…太陽が出ているのに降る雨。

通り雨 (とおりあめ)…さっと降りだし、すぐに止む雨。

俄雨 (にわか)…急に降りだして、しばらくすると止んでしまう雨。

驟雨 (しゅうう)…急にざっと降りだし、すぐに止む雨。

叢雨 (むらさめ)…降り方が激しくなったり、ゆるくなったりする雨。「村雨」「群雨」。

鬼雨 (きう)…鬼の仕業ともいえるような、急で激しい雨。「ゲリラ豪雨」の和名。

肘傘雨 (ひじかさあめ)…急に降りだす雨。笠をあぶる暇もなく、肘で頭を覆う様子が由来。

長雨 (ながあめ)…数日以降降り続く、まとまった雨。

陰雨 (いんう)…しとしと降り続く陰気な雨。「淫雨」。

地雨 (じあめ)…強さが一定の長く降り続く雨。

連雨 (れんう)…漢字通り、連日降り続く雨。

霖雨 (りんう)…連日降り続く雨。

積雨 (せきう)…積もっていくように、長く降り続く雨。

宿雨 (しゅくう)…前夜から降り続く雨。

漫ろ雨 (そぞろあめ)…それほど強くはないが、降り続く雨。

秋雨 (あきさめ・しゅう)…秋に降る冷たい雨。夏から秋にかけての移行期に現れる、秋雨前線による。

冷雨 (れいう)…晩秋に降る、しとしととした冷たい雨。

白驟雨 (はくしゅうう)…秋に降る、雨粒の大きい激しい雨。

秋微雨 (あきついり)…秋に降る長雨。「秋入梅」。

秋時雨 (あきしぐれ)…晩秋に降る、降ったり止んだりする雨。

伊勢清めの雨 (いせきよめのあめ)…宮中行事である、神嘗祭が執り行われる、陰暦9月17日の翌日に祭祀の後を清める雨。

秋湿り (あきしめり)…秋の長雨。

秋霖 (しゅうりん)…秋の長雨。

外持雨 (ほまちあめ)…限られた場所、人にだけを潤す俄雨。「帆待雨」とも書き、船頭が船主と内密に契約外の輸送をして不正に収入を得ることや、定収入以外の臨時収入を指す。

洗車雨 (せんしゃう)…陰暦7月6日、七夕の前日に降る雨。彦星が織姫に会う際に使用される牛車を洗う水といわれている。

酒涙雨 (さいるう)…七夕降る雨。雨によって会えなくなった彦星と織姫が流す涙といわれている。

作り雨 (つくりあめ)…打ち水のこと。

樹雨 (きさめ)…濃霧の森林を歩いている時に、葉から滴り落ちてくる雨。

 

よろず屋みっつん:【400種】雨の種類・表現・意味・名前一覧集 まとめ   より

なるほど豆知識vol.76「秋夜に虫の声を楽しもう!」

なるほど豆知識

2020.9 vol.76 秋夜に虫の声を楽しもう!

  虫の声と日本文化  

 古来より日本人は、コオロギの声で秋を感じ、ホタルの光に郷愁をおぼえ、セミの鳴き声を種類別に聞き分けてきました。しかし、こうした感性は世界的にはとても珍しく、誇るべき日本人の感性です。

 また、スズムシの「リーンリーン」やマツムシの「チンチロリン」など虫の声を文字で表記する国も他には見られません。とくに、欧米人は虫の鳴き声を雑音としてとらえ、虫の声を認識しても季節を感じることはないようです。

 さらに、昆虫に関して日本ほど細かく分類していないこともあり、秋に虫が鳴いてもそれがどの虫であるのか意識しません。

 

 

  虫の声と能の仕組み  

 虫の声の認識には脳のメカニズムも関係しています。人間の脳は一般的に、左脳が言語をつかさどり、右脳が言語以外の処理を行っていると言われています。

 日本語では母音が比較的重要で、虫の声をはじめ自然の音を言葉のように左脳でとらえます。一方、子音が重要な欧米言語では、これらの音は音楽や雑音と同じように右脳で認識されます。

 よって、音に言葉のような意味をもたせ、そこから想像を広げていく文化は、人種的な違いではなく、話し言葉の差から生まれたようです。

 

 

 

 

  どうして秋に鳴くの?  

 秋に鳴くのは卵の状態で越冬した虫たちで、羽化して3~4日すると鳴き始めます。鳴くと言っても声帯があるわけではなく、体を動かしながら2枚の翅(はね)をこすり合わせることで音が出る仕組みになっています。

 

  秋の虫たち  

秋の虫たち

 

浜松市エネフィーブログ:秋に鳴く虫と風流に感じる?愛でるのは日本人だけ?秋の夜長に虫の音を楽しもう!
公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会:虫を聞く文化
ヤフー株式会社:Yahoo!きっず図鑑
生き物情報ナビ:マツムシについて解説!飼育法は?餌や寿命、鳴き声?      より