なるほど豆知識
2017.6 vol.49 お風呂掃除のコツを知ろう!
浴室は、人の身体から出る皮脂や石けんカス、水道水等による汚れやカビ等、さまざまな汚れになり、取れなくなることもあります。キレイを保つため「お手入れのコツ」をしっかり実行しましょう。
お手入れの基本は『毎日+定期的なお手入れ』です。
浴室のお手入れはガンコな汚れを作らないことが大切です。毎日のお手入れと定期的なお手入れを効果的に組み合わせましょう!
毎日のお手入れ方法
毎日の汚れや、汚れの原因を、
その日のうちに落としておきましょう
-毎日のお手入れの基本-
基本はシャワー+スポンジで、 |
①少し熱めのシャワーをかけて汚れを洗い流します。![]() ★床から1mの高さまでは、特に汚れが付きやすいので念入りに洗います。 ★ドアには直接水をかけないでください。水がドアの外へ飛び散ることがあります。 |
②こびり付いた汚れはスポンジでやさしくこすり落とします。 |
③水のシャワーをかけて浴室内の温度を常温程度に下げます。 |
④残った水分をふきとり、窓を開けるか換気扇を回します。 ※十分に換気をしてください。 |
場所別のお手入れ方法
浴槽 スポンジで汚れを落とす
①浴室用中性洗剤をかけて2~3分おき、スポンジでやさしくこすります。
②洗剤が残らないよう、シャワーで洗い流します。
<汚れが目立つとき>
スポンジに浴室用クリームクレンザーを付けて、やさしくこすり落とし、十分に水で洗い流しましょう。
浴室用クリームクレンザーを使う場合は、強くこすらず、汚れを4~5回磨いては水をかけます。これを繰り返して少しずつ汚れを落とします。
床 床の目地やコーキング材の汚れを落とす
①浴室用中性洗剤をかけて2~3分おき、その後スポンジまたは毛先が樹脂製のブラシでやさしくこすります。
②洗剤が残らないよう、シャワーで洗い流し換気をします。
<カビが生えているとき>
カビが生えているときは、カビ取り剤をお使いください。
・注意書きをよく読む。
・マスク、ゴム手袋、保護メガネを着用し、窓を開けるか換気扇を回す。
水栓 歯ブラシと歯みがき粉を使う
①歯ブラシと歯みがき粉を使い、普通に歯を磨くように磨き上げる。
②シャワーでしっかり洗い流す。
③最後は、マイクロファイバーで水気をとって拭きあげる。
細かくて歯ブラシが使いづらい部分は、指や手を使って磨きましょう。指は最高のお掃除道具です。
排水口Ⅰ クエン酸を上手に活用
①髪の毛やゴミを取り除く。このときティッシュで取ると、簡単に取れます。
②排水口の部分を取れる部分すべて取り外す。
③クエン酸水をかけて、少しつけ置いてからブラシで擦ってしっかりと汚れを取り除く。
排水口Ⅱ
●ワンプッシュ排水栓の場合
①押しボタンを押す。
②排水栓を外す。排水栓を持ち、上に引き上げ、完全に外す。
③排水口の髪の毛などを取り除き、歯ブラシなどで汚れを落とす。髪の毛などの汚れが絡まって取りづらいときは、ピンセットを使用すると取りやすいです。
④排水栓の汚れを、歯ブラシなどを使って落とす。
⑤排水栓を元の位置へ戻す。排水栓はパチンと音がするまで押し込んでください。押しボタンを押して、排水栓が開閉することを確認しましょう。
●ゴム栓の場合
①ゴム栓を持ち上げます。
②フィルターを取り外し、フィルターについている髪の毛などはゴミ箱に。ぬめりや水垢はスポンジや歯ブラシで落とす。
③フィルターを元の位置へ戻す。※忘れずにフィルターを元通り取り付けてください。
追い炊き口 お風呂の雑菌、追い炊きで増殖!
追い炊き機能付きのお風呂は、入浴時に人の体から出た雑菌が追い炊きの配管の中で増え、浴槽に戻ってくるため、月1回の配管掃除で除菌するのがおすすめ。
①フィルターの汚れを落とす。ステンレスカバーまたは樹脂カバーを外す。(外し方は取扱説明書にてご確認ください。)
②外したカバーと浴槽側に残った樹脂部分が見えるところを、浴室用中性洗剤と歯ブラシなどで汚れを落とす。
<月に1回配管洗浄>
配管洗浄剤で配管内部の汚れを落とします。
・配管洗浄剤の注意書きをよく読み、正しくお使いください。
・配管内部が汚れていると湯垢などの汚れが出てくることがあります。