なるほど豆知識vol.29「日本の夏の涼み方を知ろう!」

なるほど豆知識

 

2015.8 vol.29 日本の夏の涼み方を知ろう! 
47f8bbfd  今年の夏は猛暑日が続いたりと、

とても暑い夏になっています。しかし、

クーラーなどに頼ってばかりだと、

体にもよくありません。そこで今回は、

日本の昔からの知恵でエコな涼しみ方

を、ご紹介していきたいと思います!

 

b ornament 100 1s目で涼しさを感じるものb ornament 100 1s 

-●花火●-

 夏といえば花火ですよね。夕涼みをかねて夏の

夜に花火大会が開催されます。打ち上げ花火に

対して、庭先などでも楽しめる手持ち花火は、

子どもたちでも楽しめて、また違った良さが

あります。

 

詳しくは、「花火鑑賞が楽しくなる豆知識!第1弾!!」

          「花火鑑賞が楽しくなる豆知識!第2弾!!」

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-●打ち水●-

 夏に温まった地面の温度を下げるために、庭や道に

水をまきます。「気化熱」によって地面の熱が大気中

に逃げいき、およそ1~2℃下がると言われています。

※「気化熱」…水が気体になるときに周囲から吸収する

       熱のこと。

-●簾(すだれ)●-

 日差しを避け、さらに風を通すという、とて

も便利な簾。現在でも外に吊るすなどして

使われています。歴史のある住居などに簾が

かかっているのを見ると、とてもすてきです

よね。

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-●ゴザ●-

 イグサでできたゴザは、ひんやりとした肌

触りが特徴で、寝ゴザとしてシーツの代わり

に布団に敷き、感触を楽しむものもあります。

ゴザは、見た目にも涼しさを感じます。

 

b ornament 100 1s舌で涼しさを感じるものb ornament 100 1s

-●流し素麺●-

 縦半分に切った竹筒の節をとり、水と一緒に麺

を流し、すくった麺をめんつゆにつけて食べる

流し素麺。家族みんなで楽しむことができます。

最近では素麺だけでなく、ミニトマトやきゅうり

などの夏野菜も一緒に流し、目でも楽しむことが

できます。

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-●水ようかん●-

 つるんとした食感が特徴の夏にかかせ

い和菓子です。製法はようかんとほとん

同じですが、水の割合が多いため、つるん

とした食感になります。

-●かき氷●-

 夏になると、見かける「氷」と書かれた

のれん。お店によっては、こぼれそうなほどの

氷の山にたっぷりのシロップ。色もキレイな

かき氷は見ただけでも、涼しさを感じます。

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b ornament 100 1s音で涼しさを感じるものb ornament 100 1s

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-●○ししおどし●-

 もともとは動物を追い払うための農具が、

風流な音を楽しむために用いられるように

なったししおどし。今でも、日本庭園や和風

のお庭の装飾として多く用いられています。

-●風鈴●-

 暑さの中、風鈴の「チリンチリン」という

涼やかな音を聞くと癒される方も多いのでは

ないでしょうか。日本の夏を象徴する存在で

風情があります。

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JAPAN THRU YOUNG EYES:JAPANESE PAGE  より